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クロアシミヤマ(chuyunshanus)① そろそろブリード

特に飼育ネタもないので、ブリード待ち個体の紹介。


今回は台湾産の小型ミヤマクワガタであるクロアシミヤマクワガタの南部亜種(ssp. chuyunshanus)についてです。


台湾には数多くのミヤマクワガタが生息していますが、流通している種は結構限られており、よく見るのはタイワンミヤマやタカサゴミヤマ辺りになります。(特にタイワンミヤマ)
どちらも大型のミヤマでカッコ良いものの、個人的にはやはり小型のミヤマに興味があります。

タイワンミヤマはよく野外品も入荷していますが、今回紹介するクロアシミヤマを含め、クリイロミヤマ(原名亜種、北部亜種)、ホウライミヤマ等はほとんど表のルートでは入荷しません。

聞いた話だと、ひとえに♀が得難い事が要因のようです。
ミヤマと言えば、♀の方が採れるイメージですが、これらはどうして♀が採りにくいのかは不明です。

クロアシミヤマは和名の通り、脚が黒い種ですが、ヨーロッパの小型ミヤマを思わせるフォルムはとても魅力的です。
(先日紹介したテトラオドンによく似ています)

一般的に北部産を原名亜種とし、南部産を南部亜種(ssp. chuyunshanus)とするようです。
違いは翅鞘の色などにあるようですが、実物を見比べた事がないため、正直よくわかりません。


今回の個体はWF1、つまり野外品からのブリード個体ですが、野外品が入荷してブリードした訳ではなく、台湾のブリーダーが現地でブリードした個体を直接輸入したものになります。

そのため、飼育方法はよく分からないと言っていました。


やや未知の部分はあるものの、以前より少数ながら国内でも飼育は行われているようであり、飼育自体は可能な種と思われます。


今年の3月羽化のため、現在は8ヶ月程経過しています。先日より温度を上げ始め、現在は22度程度で管理。
ようやく雌雄共に後食を開始しており、状態は良好と言えそうです。ブリードは間近かと思います。


では、個体の紹介です。


まずは♂。



とてもカッコ良い。


たしかに、色はだいぶ赤みがかっています。



真上ビュー。


イカしてます。





大きさは手のひらに軽く収まる程度です。
ちなみに37ミリ。
大きいのか小さいのかはよくわかりません。



次に♀。






♀は黒いです。






特徴はよくわかりません。



クロアシミヤマクワガタ(南部亜種)
Lucanus ogakii chuyunshanus
産地:台湾 台東縣向陽山
累代:WF1
羽化日:2018年3月


ちなみに、この産地は一応南部亜種として流通しているものの、厳密には分かっていないそうです。





たしかに、やや南部。


今月中にはペアリングまではしてみる予定です。
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