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チチジマネブト① ペアリング

以前、日本で一番好きなクワガタは何かというのを書いた記憶があり、その際は迷わずオガサワラネブトと記載したと思います。
今でもその思いは変わっておらず、ひっそりと飼育もしていますが、今回は一足早くブリードを開始しているオガサワラネブトの唯一の亜種チチジマネブトの紹介です。


オガサワラネブトと言えば東京都の小笠原諸島、母島と父島、兄島、弟島にのみ生息するクワガタで、母島産が原名亜種、それ以外が亜種とされています。
ご存知の通り、小笠原諸島は2011年に世界遺産に登録されていることから、島全体で私的な動植物の採取はできません。
元々流通は少ない本種ですが、最近はさらに少なくなっており、登録以前に飼育されていた個体が細々と出回っているに過ぎません。
なお、チチジマネブトは父島産のみが出回っているとされ、それ以外の島(兄島、弟島)については標本すら見たことがないので詳細は不明です。

正直日本のネブトクワガタは以前は大陸の亜種とされていたぐらい判別が難しいですが、このオガサワラネブトに関しては以前より別種とされており、見た目から判別が容易です。

チチジマネブトの原名亜種との違いは大顎の先端が太くなり尖らず、湾曲が強いことと眼縁突起が角張ることで区別できるそうです。
「ビークワ64号」むし社、2017年より

なお、主観ですがチチジマネブトの方が赤みを帯びた個体が多いように感じます。


チチジマネブトクワガタ
Aegus ogasawaraensis chichigimaensis
産地:東京都小笠原村父島中央山
累代:CBF4


では、写真にて紹介。

まずは♂から。





前斜めビュー。



真上ビュー。


この特徴的な大顎、チチジマネブトの特徴である先端の丸まりがよく出た個体です。


母島産の方が好きですが、こちらもカッコ良い。


次いで♀。






真上ビュー。


♀の判別は難しいですが、本土のネブトと比べるとやや太短いそうです。


◼︎2018年9月8日 ペアリング


一応ペアリング。
60ccのプリンカップで行いました。





ペアリングは特に問題ないと思いますが、実はオガサワラ系とはやや相性が悪く、以前原名をセットした際は、ほとんど採れませんでした。
チチジマは初めてブリードしますが、絶やす訳にもいかないので、なんとか30頭程度は確保したいです。


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