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今日は冷えましたね。
今年は寒暖の差が激しく、温度の調整が難しいです。


今年も南米のシーズンが始まりました。
一部では11月から入っているようですが、メインシーズンはそろそろでしょう。


一方で、インドネシアからは年中入荷がありますね。
ただ、種類は季節により少し異なるようで、ネブトなんかはこの時期はあまり入らないそうです。


南米のクワガタは何種類か飼育していますが、今回は小型のIncadorcusの割り出しをしました。

この手の種はあまり幼虫が見えなかったりするので産んでるかは微妙です。

しかもセラー内でセットしてたのに何故かコバエが発生するという現象により放置もできず、寒いベランダで割り出しを実行。


セットは7月末なので期間は4ヶ月ぐらいです。
セット内容はこちら



◼︎2018年12月9日 割り出し






コバエが…。



雌雄は無事生存。
結構元気でしたので、再セット予定です。




仲睦まじい。


♀は1符節欠けでした。



割り出しの方はというと、







一応幼虫はいました。
サイズはまばら。


卵も結構出ました。
産みたてですかね。


幼虫の大きさを見た感じだと、ここ1ヶ月~2ヶ月の間で産んだようです。

なかなか数もいますね。




結果は、幼虫23頭、卵8個ぐらいでした。


コバエの幼虫と見間違うレベルの幼虫もいましたので、見落としリスクもかなりあり、本当は割り出しをもう少し先送りしたかったのですが、仕方ないです。

あまり小さい幼虫は落ちないようになんとか管理したいです。


幼虫、卵は新品のNマットをやや水分多めにし20度以下で管理します。


産卵は結果的にゲンシミヤマと同じ温度(だいたい16~17度)でブリードしていました。
20度ぐらいで十分産むそうですが、我が家の環境だともしかしたら、結構低温の方が良いのかもしれません。


いろいろと実験してみたいですが、それは次世代に繋げられたらにします。





卵の大きさはブラジルのホソクワガタと同じぐらい。
見つけられないということもないですが、幼虫で割り出すに越したことはないです。


Incadorcusで流通しているのはほとんどズギーリですが、一部他の種類を飼育している方もいるようです。

他の種類も入ればやってみたいですね。



G.アエギオン⑤ 蛹化・羽化

久し振りにのゴロファネタ。


最近はカブトを少しずつ減らしているのですが、なんだかんだであまり減っていないのが現状です。


本種アエゴン(アエギオン)の記事も気付けば9ヶ月も間が空いてしまいました。


前回は採卵ラストの記事で、こちら


採卵結果は62個だったようですが、アエゴンはほとんど孵化したと記憶してるので、多分50頭以上の幼虫は確保したものと思います。


その幼虫はいろんなところに投げつけた結果、現在はおそらく30頭弱?ぐらいが残っています。


幼虫はやや低温の21度前後で管理し、マットはミヤマ用のマットや廃菌床をベースにしていないカブトマットを使用して1頭も落ちることなく成長しました。


私が配ったアエゴンが各所で蛹になったり羽化したという話を聞いたので、ひさびさに確認してみることに。


なお、我が家では100均のケースに6頭ずつまとめ飼いの雑飼育です。

ゴロファは共食いするという噂もありますが、ある程度の大きさまで成長していれば大丈夫です。


確認結果は、








こんな感じで、蛹になってました。










中にはこんなところで蛹になっていたり。



せっかくなので、外に出ていた蛹を観察。







ゴロファの蛹だけあって安定の脚長エイリアンです。


それにしてもサイズが酷い。
まさにチビゴン…。







アエゴンはまじめに飼育すれば結構大きくなるんですけどね。






不全しなければ良いですが。



♀もいました。






♀は♂ほど脚は長くないです。







小さなコブがあります。







仕方がないので我が家初の人工蛹室へ。









クワガタ用に用意していた蛹室ですが、ちょうど良いサイズでした。



多分年明けには続々と羽化してくると思います。



一方、別血統で何故か飼育していたアエゴンが羽化してきました。







安定の可愛さ。







ややつの曲がりですが、800ボトルで飼育してた割には安定したサイズになりました。(♀かと思ってた)


しかし、少しずつ減らそうと思っているのに、なんで別血統までいるんですかね…。



本種とガウジョンは家の至る所に幼虫がいるので、ややカオスです。


まぁ、今は少し値下がっていますが、今後は少しずつ上がっていくと思われます。


マラパネブト③ 割り出し1

今日は会社のクリスマスパーティで六本木のホテルにいました。
豪華でしたが久々に飲んだので体調がよくないです。


今日もネブトネタ。


8月末にセットを組んで放置していたマラパネブトですが、過去最大レベルにコバエが湧いたので割り出しを実行しました。


セット記事はこちら



◼︎2018年11月25日 割り出し1


時間がないので1セットのみの割り出しです。



まずはコバエをある程度除去した後、ベランダにて。


コバエが多すぎて写真は撮りませんでした。


雌雄ともに☆に。
かなり放置してたので仕方ないですね。


割り出し結果は、






幼虫が45頭


ミニケースの割には産みましたが、たぶんコバエのせいでかなり減りました。

Nマットを適当に詰めただけの簡単なセットでこれだけ産むので、国産ネブトと比べてもかなり簡単な種類だと思います。
近縁種のウッドフォードよりも遥かに簡単です。


なお、こちらの幼虫は新品のUマットに入れたところ、大半が落ちるという事件が発生。


急遽Nマットを加えて様子を見ていますが、10頭も残らなそうです。


もう1セットは放置していますが、そちらも2~30頭は産んでいそうなので、累代に問題はないと思いますが…。
原因はよく分かりませんね。


ちなみに温度は高めの方が良さそうですが、23度程度でも十分に産卵は可能です。



今回は羽化後3,4ヶ月ほどした個体を使用してブリードしましたが、もう少し早めでもいけるかもしれません。


本種はガダルカナル島で採集された少数のペアからの累代品ですが、かなり爆産することからかなり値段も落ちています。


とは言え、今後の入荷がなければグランディスネブトのように滅びの道を辿るかもしれません。
なので、大事にしましょう。


少し前に入ったモンタヌスネブト、こちらも出回ると良いですなぁ。


南西諸島のネブトは本土ネブトより産みやすいなんて噂もあります。
と言いつつも、それ程本土ネブトの経験がある訳ではありませんので、今のところ単純に比較はできないのですが。


少なくとも口永良部島産のネブトはよく産みます。
まぁ、口永良部島産のネブトが本土ネブトと同亜種に分類されているだけで、口永良部島は南西諸島といってもよいかもしれませんが。


8月に羽化したアマミネブトですが、適当にペアリングをした後、セットに投入していました。

羽化時の記事はこちら


アマミネブトはかなり♂に偏ったため、1ペアのみ知人に託し、2ペアでブリードすることにしました。

中でもよい♂を使用してブリード。


◼︎2018年8月20日 セット







雑なセット。


セット日:2018年8月20日
ケース:コバエシャッターミニ
材:なし
マット:幼虫飼育してたマット(たぶんUマット)
水分:普通
温度:常温


羽化後成熟してるかよくわからないので、割り出してすぐにセットを組んでいました。(朧げな記憶)


もう1セットは組むのを忘れてこの間までペアリングしたまま放置してました。



1セット目も産んでいなそうだったので、再セットすることに。



ペアで。





なかなか大きいですが、アマミネブトは大きくなる種類なのでサイズはイマイチです。


◼︎2018年12月5日 再セット







セット日:2018年12月5日
ケース: コバエシャッターミニ
材:なし
マット:幼虫飼育してたマット+L3+赤枯れ
水分:普通
温度:24.5~25度


窒息・腐敗しない程度の水分が必要ですが、なかなか難しいですね。


ちなみに再セット時は赤枯れを混ぜることが多いですが、私はネブトに赤枯れが必要と思っている訳ではなく、きっかけ程度になれば良いと思って入れているだけです。
たぶん上手くやればなくても余裕で産みます。

それだけが言いたかったのでした。


本日も国産ネブト。


7月にペアリングを開始していた悪石島産のトカラネブトですが、8月末にようやくセットを組んでいました。


ペアリングはこちら



◼︎2018年8月29日 セット









とりあえず2セット。


セット日:2018年8月29日
ケース:コバエシャッターミニ
材:なし
マット:Nマット
水分:普通
温度:23度



諏訪之瀬島産のトカラネブトは2セットで100頭以上採れたので、同じように組みました。


ただ、こちらはあまりスイッチが入っていなさそう。



◼︎2018年11月28日 再セット






予想通り産んでいなかったので再セット。

2セット共に雌雄は無事に生存していました。







セット日:2018年11月28日
ケース:コバエシャッターミニ
材:なし
マット:Nマット+赤枯れ
水分:やや多め
温度:24.5~25度


昨日のハチジョウネブトと同じで、温度を上げて赤枯れを少し混ぜるスイッチを入れるセット。


年末までに幼虫が見えなければもう一度確認が必要かもしれないですね。



しかし、トカラネブトもハチジョウネブトもなかなか大きくならない種類なので、次世代ではなんとか大きくしたいです。


オキノエラブネブトとヨナグニネブトは爆速的に産んでいますが、オキナワネブトとアマミネブトはイマイチです。
全て生きているので、順次再セット中です。


伊豆大島ネブトも順次ブリードを始めていますが、紹介する時間がないという。


南西諸島のネブトは季節感はあまり関係なく、加温さえできればちゃんと産んでくれると、どこかで聞いたことがあります。


確かにその通りではあるのですが、本土ネブトであっても、外国産のネブトであっても多くの種類はきちんとした温度で飼育すれば産むような気がしています。


それよりも大事なだと感じているのは、成熟度ときっかけ。


前者については、種類によって様々ですが、少なくともケース内を歩き回るような活動を見せている個体であれば、十分に成熟しているのではと思います。

後者は、一度セットを組んでもなかなか産まない個体。
我が家ではそのような個体はセットを一度解体して、少しマットを変えたりして再セットする事で産む場合が多いです。


我が家のメイン飼育種、国産ネブトについて。
今日はハチジョウネブトの記事。


てか、八丈島は東京なので南西諸島のネブトじゃないですね。
本当はアマミネブトを書くつもりでしたが、途中でシフトチェンジしました。


ペアリング記事はこちら




◼︎2018年9月29日 セット






普通のセット。
プリンカップで同居してたものの、いまいち活動している感じは薄いです。


セット日:2018年9月29日
ケース:コバエシャッターミニ
材:なし
マット:Nマット
水分:普通
温度:常温


とりあえず2セット。



◼︎2018年12月3日 再セット


産んでいる気がしないため、再セット。





ひっくり返せばなんとなく産んでない感が分かります。
分かりみ。


とりあえず赤枯れ混ぜて再セット。


なんとなく、温度と成熟が問題な気がしていますが。





2セットとも親が生存していたので、そのまま再セット。

セット日:2018年12月3日
ケース:コバエシャッターミニ
材:なし
マット:Nマット+赤枯れ(2割ぐらい)
水分:普通
温度:24.5度


最近ネブトのセットが増えてきたので、温室の温度を少し上げました。
だいたい23度前後だったのを24.5度~25度に。


これで産んでくれると良いですが。


一方、先日テコ入れ再セットしたカンボジア産のチェリフェルネブトですが、無事に産み始めました。
記事はこちら


やはりきっかけは大事ですね。



カプレコルヌスウスバ③

寒くなってきましたね。
そんな我が家、まだ冷房付けてます。

家の中結構温度が高くて、冷房をつけないと21度ぐらいになってしまいます。


以前頂いたカプレコルヌスウスバですが、餌もよく食べるようになってきたのでペアリングをすることにしました。


♂だけのつもりが♀も頂いてしまったので、同血統でペアリングを実施することに。



◼︎2018年11月28日 ペアリング






コバシャタイニーにて実施。


そういえば、前回確認した時は幼虫だった♂は羽化したのかな~と思い、確認してみることに。


前回の記事はこちら













羽化しとる…。

しかも♀。


♂だと思ってましたけどね。


もう一頭は、






お、これは。










我が家の♂も無事に羽化してました。

とても綺麗。


幼虫期間は1年ぐらいでした。







まだ赤いです。


やはりエレガンスクワガタに似てますね。


こちらのペアはしばらく寝かせてからのブリードとなりそうです。


普通に材産みらしいので、適当な材でセット予定です。








今年もオーストラリアからハイイロクワガタが入荷しそうです。
前シーズンは1ペアだけだったので、もう少し入ってくれると良いですが。
ちなみにそのペアは累代成功したみたいです。


やらないですけどね。


ペルークワガタ飼育記②

クワガタ飼育の歴史はコバエとの戦いの歴史であるとはよく言ったもので、我が家でもいつの日からかコバエが発生が発生するようになりました。

一度発生するとなかなか撲滅が難しく、たまーに家の中を飛んでたり飛んでなかったりします。

発生する要因の殆どが、幼虫を購入した際のマットに混入していることで、ここが難しいところです。

購入した幼虫のマットを全部替えるのはかなりリスキーですし、だからと言ってコバエが発生するだろうと思われるマットをそのまま使うのもなんかアレです。

最近は購入元のマットを聞き出すなどの工夫をする事が多いですが、極一部の方を除き、基本的には購入した幼虫のマットにはコバエがいると思った方が良いです。

今回はペルークワガタのBラインを割り出しましたが、こちらは完全にコバエに侵略されました。
一体いつ入ったんだか…。


前回のセット記事はこちら
9月1日にセットしていたようです。



◼︎2018年11月21日 割り出し2


Bラインの割り出し1回目。


ただコバエが湧きすぎたので、写真はなし。


こちらはボウズでした。
産んでいた可能性もありますが、幼虫や卵はかなり小さいのでコバエにやられてしまった可能性は否定できませんね。


コバエ許すまじ。


ただ、幸いにも親はピンピンしていたので、少し休ませてから再セットを組むことに。



◼︎2018年12月2日 セット2回目






コバエ侵入防止のためボトルにしました。
最近、ボトルとミニケースの容量がほぼ変わらないことに気が付いたので、面倒な時はボトルにしています。


セット日:2018年12月2日
ケース:1400ccボトル
材:なし
マット:Nマット+L2
水分:多目
温度:18度前後


常温スペースの温度が下がってきたので、そちらに移動して管理。


そろそろ部屋の模様替えも兼ねて、温度管理を見直す必要がありそうです。


Aラインは幼虫が見えている気がしますので、そのうち割り出し予定。


今後WILDの入荷が不明なので、ひとまず絶やさないようにはしたいです。

来週のペルー便でも入らなそうですし。


今年瞬間風速的に私の中で流行ったオニクワガタ、ひとまず国産2種に留める予定でしたが、何やら面白そうな個体が8月に入荷したので、ひっそりと購入してブリードしていました。

それが今回紹介する、クラッペリッチオニクワガタです。

本種はおそらく初入荷と思われますが、大図鑑にも載っておらず、そこまで情報がありません。


今回入荷した個体は中国の広西壮族自治区ですが、調べたところ基産地は福建省のよう。

正直この手の種類の同定はかなり難しく、♂であっても誤同定されている可能性は否定できませんが、今回は販売元の判断を信用しております。
なお、♀は別種の可能性もあるとのこと。


ぱっと見はキンオニっぽい感じですが、一応別種とされています。
亜種程度の違いしかないという見解もあるようです。


では、個体の紹介。


まずは♂。





この角度から見ると意外にカッコ良い。
オニクワ感満載です。



真横ビュー。



大顎の反り上がり。とても良い。






光沢があります。




真上ビュー。


次は♀。






なんとなく♂と光沢の感じが違うような。でも別種とも言い切れないような。


なんとも言えない感じです。






キンオニの♀ってちゃんと観察したことがないのですが、やはり♂と比べると色合いがやや黒っぽいのでしょうか?






クラッペリッチオニクワガタ
Prismognathus klapperichi
産地:中華人民共和国広西壮族自治区大瑶山
累代:WILD
入荷:2018年8月




◼︎2018年9月3日 セット


別種の可能性もあるので持ち腹にてセット。







セット日:2018年9月3日
ケース:コバエシャッター小
材:クヌギ(やわらかめ)
マット:産卵一番
水分:普通
温度:20度


国産オニクワと同じセット。
材は完全に埋めています。


ただ、温度はやや低め。
現地でも結構温度が低いところにいるようです。



◼︎2018年11月21日 割り出し


親は1ヶ月ほどで☆に。

幼虫見えてこないな~、これは終わったなと思いつつ割り出し。











結果は、、




ゼロ!



残念ながらここでブリードは終了となります。


正直WILDのオニクワであれば(交尾さえちゃんとしていれば)確実に成功させる自信はありましたが、割り出しで水分が多すぎることに気がつきました。

おそらく、材の加水具合の割にマットも加水しすぎたことが問題と思われます。
割り出した材から水が出てきました…。


初歩的なミスで恥ずかしいですが、これも経験として次回に生かせればと思います。


来年はやらないかな。
というかもう入らなそう。


またアルクアートゥスオニクワとか入ればやってみても良いかもです。


しかしオニクワは寿命が短いな~。


これでブリード中のオニクワは3種になりました。


マダラクワガタ飼育記①

日本で一番小さなクワガタと言えば、多くの人がこのクワガタを思い浮かべる事と思います。


今回はマダラクワガタの飼育記(失敗)になります。
マダラクワガタをブリードしている方が日本に何人いるのか知りませんが、難易度はなかなかのものと思います。


まずは、マダラクワガタについて解説。


ご存知の通り、日本最小のクワガタでサイズはだいたい4ミリ~7ミリ程度です。
分布は北海道から本州、九州から種子島、対馬まで幅広く生息しています。

本土ではやや標高の高いところに生息しているそうですが、伊豆大島なんかでは低標高にも生息しているとか。
温度変化にも対応できるのかも。


現地ではツヤハダ同様に赤枯れから得られるようです。
採集したことはないので、現地の様子はよく分かりませんが、一度は採集してみたい種です。


なお、屋久島の個体は亜種とされており、主に生えている毛の違いで区別されるようですが、私レベルだとよく分かりません。
こちらも生体は稀に出回っています。

種子島までは本土と同亜種で屋久島の個体のみ亜種に指定されている種類と言えば、ヤクシマノコギリやヤクシマスジなどがいますが、やはり屋久島は少し環境が特殊なんでしょうね。
来年は屋久島か奄美大島あたりに行ってみたいです。


ちなみに、世界最小のクワガタは台湾などに分布するネッタイマダラクワガタ属だったと記憶しています。


大図鑑によるとマダラクワガタの仲間(Aesalus)は世界に10種類以上はいると思われますが、多分発見されていない種類が無数にいるものと思われます。


基準種はスロバキアなどヨーロッパに生息するスカラベオイデスマダラクワガタ(Aesalus scarabaeoides)です。


一方で本種を採集される方は殆どが標本目的で飼育をされる方はあまりいないと思いますが、飼育難度は『BE-KUWA 64号』(むし社、2017年)によると9段階中の6。(参考までにヒメオオクワガタは8、ミヤマクワガタは4です。)


ただ、6だからそんなに難しくないということはなくて、本種のように特殊な条件下でしか産卵しないような種は一概に評価に当てはまりません。


というのも本種はツヤハダクワガタ同様に基本的に赤枯れ材にしか産卵しないとされており、また極力採集した地の材が必要と考えられているからです。

赤枯れマットであれば、採集に行かない方であっても近年は入手が容易になりましたが、私のような採集素人ではなかなか困難。


この点が難しいと感じる所以であります。


では、個体の紹介。





分かりにくいですが、こちらは♂。
よく見ると大顎があります。


マグソクワガタよりは判別は楽です。



真上ビュー…。


次に♀。





小さくて可愛いです。
大きさは5ミリぐらい(目算)。





ペアで。


マダラクワガタ
Aesalus asiaticus asiaticus
産地:埼玉県某所
累代:WF0


幼採個体となります。


◼︎2018年9月18日 ペアリング?






果たして意味があるのか分かりませんが、60ccのプリンカップで同居させてみました。
写真で全然見えない…。


◼︎2018年10月5日 セット



木についている黒い点みたいなやつです。


セット日:2018年10月5日
ケース:1400ccボトル
材:赤枯れ材
マット:産卵一番
水分:やや多め
温度:20度


材は以前頂いた赤枯れ材(なんの木かは不明)を使用。





水分は生息地をイメージしてやや湿り気味に。



その後、ケース内にカビが発生しているのを確認。


どうやら水分を多めにしたのが裏目に出たようです。


まだ割り出してはいませんが、成虫はカビに巻かれて死んでいるような気がするのでこのサイクルは終了ですかね。


◼︎飼育まとめ

・水分量には注意
・できれば赤枯れマットで埋めた方が良いかも
・一度採集してみないと感覚は掴めないかも


ルリクワガタ系もそうなのですが、この手の種類は特殊な産卵方法になるので、材を仕込んだりと事前の準備が重要になりそうです。

あまり参考にならない記事でしたね。


また来年、今度はもう少し準備して挑戦予定です。


興味のある方は是非。

1周年の話

たまには真面目な話をしようかと思います。
いつも真面目ですけどね。


早いものでブログを始めから1年が経ちました。


そもそもブログを始めたのはプレ企画で頂いたものを紹介する場があった方が良いと考えたからですが、この想いは引き継ぎつつも、最近は少しずつブログの趣向が変わってきています。


クワガタやカブトの飼育自体は小さな頃はそこそこやっていた私ですが、学生時代からとにかく忙しくなり、飼育は辞め、ひたすら知識だけを蓄える期間が続いていました。
その期間は約15年。

BE-KUWAは5号あたりから買い始めましたし…。


一方で、ネットでの情報が氾濫した時代ですが、昔のような飼育記事は少なく、クワガタの名前で検索してもあまり飼育記事が引っかからない、飼育方法が分からないと言ったことはよくあります。
特にマイナー種。


私もマイナーな種類ばかり飼育しているせいか、飼育方法に迷うことがよくありました。



D.ロンボックエンシス。


そこで、自分から情報発信できる場を作ることとした訳です。
簡単に言うと、ある程度の飼育内容の開示。
読み手が知りたい情報を知ることができる、そんなブログが書きたかったのです。
もちろん可能な範囲ですが。


とは言え、何も分からない状態で手探りのまま飼育するのも、それはそれで楽しかったりするので、賛否両論あるところかとは思いますが。


そんな中、今年はとりあえずできるだけ記事を更新しようと決めていたので、2018年に入ってから今日まで1日を除き毎日記事を更新してきました。
今日で330日連続で記事を投稿しています。
もちろん多忙な中で書いているため、予約投稿などを駆使していますが。

そのおかげか、少しずつ見て下さる方も増え、今年の前半と比べると2倍ぐらいのペースでアクセス数が増えています。

読んでくれている人がいるということは、やはり大変励みになります。


ただ、やはり時間のない毎日で記事を書くということは、かなり省略した記事を書かなければならず、個人的に満足した記事が書けている実感は全くないのです。



ソウラニセネブト。


その代わり、飼育種は気づいたら相当なものになっており、カテゴリーだけ見ると謎の充実感に見舞われます。


しかし、一つ一つの記事の内容は薄く、とても読み応えのあるものとは言えません。
日記としてなら毎日更新することに意味はあると思います。


ですが、備忘録の域を飛び出そうとしているこのブログは、もう少し別のところを目指してみたいと思うようになりました。


また、写真に関しても、初めの頃と比べてかなり綺麗に撮影できるようになりましたが、目指すもののクオリティとは程遠く、力不足を痛感するところです。



休眠中の某ミヤマ。


そこで、次の1年に向けて新たな目標を立てることにしました。

① 飼育記事の充実感


② 写真技術の向上


①については言わずもがな、できるなら1サイクルで1記事ぐらいの充実感と読み応えのある飼育記事にしたいです。
後は読み手を意識した文章。


②はそのままです。読み手は文章より写真に目が行きます。見た目のインパクト大事。


そのため、来年からは更新頻度は落とそうと思います。


とまぁいろいろ書きましたが、所詮は素人の独り言なので、間違っていることもいろいろありますし、1つの参考例ぐらいに軽く読んで頂けると有り難いですね。


あとはカテゴリーだけ作って放置している種とカテゴリーすら作っていないけど飼育している種類もまとめたい。






真面目な話はここまで。
実は気付いたら1年ちょっと過ぎてたので、厳密には1周年ではない説。


ごちゃごちゃ言いましたが、このブログを通して人との交流は多くあり、そのどれもがとても新鮮で、自分にとってプラスになるものばかりです。


いつもコメント下さる方々には大変感謝しております。
今後ともよろしくお願い致します。


おわり


貴重な(?)カンボジア産のチェリフェルネブトクワガタ(原名亜種)ですが、全く産んでいる気がしなかったため、一度バラしてセットを組みなおすことにしました。


国産ネブトの場合、種類ごとにマットの好みが違うといったことはあまり無いように感じますが、外国産ネブトは黒枯れから赤枯れ、白枯れ?を好む種類まで、いろいろといるように感じます。

癖がある種類を飼育することは新たな発見に繋がるので、非常に楽しいことでもありますが、なかなか産まないのもそれはそれでじれったいものがあります。

最近はマット遊びも好きで、いろいろなメーカーのマットを買い漁っては種類によって使える使えないを見極めたり、より良い環境を求めて彷徨っています。

その中ではもちろん、失敗も結構あり、特に幼虫飼育では、原因不明でスクアリドゥスソリアシサビが大量に落ちたり(累代の危機)、マラパネブトも割り出した幼虫が謎の死を遂げたり(それでも大量にいますが)、ただ、失敗に勝る経験はないですね。



話がやや逸れましたが、今回、チェリフェルネブトのセットはNマットオンリーで組んでいましたが、あまり反応は良くなかったです。


前回のセット内容はこちら


そこで、今回の改善内容は2点

①温度
②赤枯れ


①に関して、言わずもがな、常温スペースで飼育していた本種ですが、10月ごろから気温の低下により産卵する感じはなくなった気がします。
今回は唯一の温室スペースで飼育します。
理想は25度ですが、現実は23度程度です。
低温種が多い兼ね合いです。


②に関して、赤枯れを混ぜました。
これは国産ネブトで産まない場合にもよくやる方法で、何かきっかけを与えることで産ませようとする意図があります。
正直私はネブトに赤枯れ自体は必須ではないと考えている派ですが、まだまだ飼育経験が不足しているのと、飼育種が少ないため、一概には言えないです。

今後はもう少し幅を広げた飼育種と数により試していきたいと思います。

できればNマットに頼らずとも産卵できる環境を整えられると良いとも考えています。


◼︎2018年11月26日 割り出し



割り出しと言っても産んでいないことを確信しているので、実質土いじりです。





♀生きてた…。良かった。
死んでいたらそこで終了だったので。


ネブトは意外に寿命は長い(半年以上)です。
なお、我が家のオガサワラ系2種はすぐ落ちます。


まずはマット改良。





今回は広葉樹赤枯れを使用。
水分を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。

本当は混ぜてから時間をおいた方が良いのでしょうが、面倒なのでそのままセットへ。

水分はやや多めです。



◼︎再セット





セット日:2018年11月26日
ケース:セパレートケースミニ
材:なし
マット:Nマット+赤枯れ(20%ぐらい)
水分:やや多め
温度:23度


去年、口永良部島産のネブトと粟国島産のオキナワネブトを組んだ際、再セットしてから爆産した経緯があるので、産まないネブトは割と早めに見切りをつけて再セットしてみることをオススメします。


以上、素人より。



冷房と暖房の切り替え、皆さんどうしてるんでしょう?

我が家は低温種が多いのと、割と家の中が暖かいため、暖房は今のところ入れていません。
ただ、流石に17~8度になると冷えすぎるので、20度近くになるまで暖房を入れようかとも思っています。

この切り替えのタイミングは難しいですね。


今日は久々のグラディアトールメンガタクワガタの紹介。


1月、3月、6月と3回に渡り割り出しをして、合計30頭以上を確保した訳ですが、無事に羽化してきたのは7,8頭程度。


いろいろとマットを試してみましたが、どうしても落ちてしまうマットがありました。
やはり、かなり発酵が進んでいるマットが良さそうです。


ちなみに、里子に出した方からも菌糸での飼育も落ちてしまったとご報告がありました。


Uマットの個体は全て羽化したので、やはり安定感がありますね。
なお、材飼育の個体も消滅…。


早い♀は7月頃に羽化し、♂も9月頃に羽化しました。
割り出しは1月なので、約半年から8ヶ月ほどで羽化してくるようです。


3回目の割り出しはこちら


個体の紹介。


まずは♂。



グラディアトールの♂、初めて見ました。(実は)


WILD♀単からのブリードなので、♂が羽化してくると感動しますね。



真上ビュー。


こうして見るとメリーとの違いがよく分かります。


参考までにメリーの画像。





並べてみるとよく分かります。


一方の♀。






こちらは9月に羽化した個体。





こうしてみると、♀も全くメリーとは異なります。
色合いの違いですが。


メリーの方が気持ちの良い色をしてますね。
個人的な意見です。


グラディアトールメンガタクワガタ
Homoderus gladiator
産地:Mt. Cameroon(South west region)
累代:WF1(同血統)
羽化日:♂2018年9月、♀2018年7月


なおらメリーと違って活動開始までが早く、1.5ヶ月程で餌を食べ始めます。


♀は少し時間が経ってしまいましたが、ようやくペアリングしました。


ただ、WILDをブリードしてみて、本種は意外に寿命が長いことが分かっているので、おそらく問題はないと思います。



◼︎2018年11月25日 ペアリング







クリアスライダーに適当にチップを敷き詰め。
♀殺しだけはやめてくださいね。



ちなみに、本種は繭玉を作るタイプですが、一応繭玉から出してしまっても羽化はできるようです。


こちらは管理が悪くマット上で羽化してしまった個体。




この後無事に羽化していました。


ただ、やはり繭玉で羽化させるに越したことはないです。


パチェコ② ペアリング~セット

珍しくカブトネタ。


9月末に羽化していたパチェコヒメゾウカブトですが、餌を食べるペースが上がってきたため、ようやく重い腰を上げ、ペアリングをすることにしました。

羽化した際の記事はこちら


ですが、私はスモールカブト系のペアリングは大の苦手。
過去にピサロから始まりガウジョンssp.、ペーニャなど、ペアリング不備により産卵に失敗している(無精卵しか産まない)という事態を経験しています。


今回も例に漏れず、ハンドペアリングはうまくいきません。
もう誰かやり方を教えて欲しいものです。


◼︎2018年11月22日 同居


仕方がないので同居にてペアリングを行うことにしました。





コバエシャッタータイニーにて実施。
だいたいこの手のカブトは♂はやる気があるのに♀が拒否しまくる場合がほとんど。
今回もそのケースでした。


ミヌトゥスはこのままペアリングしていたことを忘れ去った結果水苔に産卵していましたが、今回はちゃんと思い出したので、昨日セットを組みました。


◼︎2018年11月26日 セット







セット日:2018年11月26日
ケース:コバエシャッター小
マット:ブリーダーズマット(ブリーダーズカンパニー製)
水分:普通
温度:23度


Nマットがなかったので同じく無添加発酵マットであるブリーダーズマット(微粒子)を使用。
温度は我が家では一番高いスペースにて。


最近採卵する程の元気はないのですが、忘れないうちに1度採卵するようにしたいです。


レギウス① 着弾

最近私の名前に似た方がヤフオクに出品されていますが、私ではございません。 念のため。






先日行われたKAZさん主催のプレ企画にて、たるやさんのレギウス幼虫に当選させて頂きました。


レギウスは初挑戦なので嬉しい限りです。


先日到着しましたので、紹介します。


◼︎2018年11月23日 着弾






こういう感じの記事は久しぶりです。



梱包の仕方って皆それぞれで、面白いです。





いいちこspecial。初めて見ました。
漂う高級感。


焼酎はあまり得意ではないですが、少しずつ飲んでいこうと思います。
やっぱりお湯割りかな。


そして、レギウス。






4頭も頂きました。






聞いていた通り、なかなか成長しているようです。





少し寒かったので心配していましたが、皆元気でした。


レギウスオオツヤクワガタ
Mesotopus regius
産地:カメルーン
累代:CBF1
孵化日:2018年9月末
親:♂ストレート血統(67.5)CBF1×♀WF4


最大は10.8g、だいたい10g前後でした。
なお、雌雄判別は厳しめ。


明らかに♂っぽいのが一頭いたので、それは1400ccボトルへ。





本当は全頭1400ccに投入予定でしたが、昨日浦和のDG様にお邪魔したところ在庫が1本のみだったので、断念しました。
残りは800ccボトルへ。

メーカーは安定の大夢です。
やっぱりルカディアとかの方が良いんですかね?


温度は21度程度。
とりあえず、しばらくは様子見となりそうです。


メソトプスに関しては無知すぎてどのぐらいの重さになるのか分かりませんが、3~40gぐらいを目標に頑張ります。



KAZさん、たるやさん、この度は貴重な機会を頂きありがとうございました。



本当はブログで紹介するつもりもなかったのですが、どうしても♀が見つからないので紹介して♀を持っている方の情報を探ろうと思います。


今回はドンキエルコクワガタの亜種ハンプイ(ssp. hangpui)、通称黒ドンキです。


どちらかというと原名亜種であるドンキエルドンキエルこと赤ドンキの陰に隠れがちで、あまり目立ったクワガタではありませんが、赤ドンキやネパレンシス同様に、コクワガタの中では70ミリを超える大型のクワガタであり、入荷数量も少ないことから人気のクワガタです。


ドンキエル原名亜種との区別は当然色で可能ですが、実際はハンプイでも赤くなる個体もいるようで、大顎の形状や産地で判別するのが無難なようです。


生息地は原名亜種が中国西部からミャンマー北部、ネパール、インド北東部と広く分布しているのに対し、ハンプイはミャンマー西部とインド北東部のみとかなり限られた地域に局所的に分布しています。

インド北東部は重複しているようですが、BE-KUWAによると、ブラフマプトラ川の右岸が原名亜種、左岸がハンプイと棲み分けはできているようなので、混棲はしていないと思われます。


近年ハンプイの入荷はミャンマーのチン州のみで、インド産は過去に入荷した個体の累代品のみが流通しているに過ぎません。
原名亜種の方はミャンマーのカチン州が多いですが、少数ながら雲南省からも入荷があったようです。


そして、ここが問題で、我が家の個体はインド・マニプール州産のハンプイなのです。



◾︎2018年7月 羽化


800ccボトルでの飼育となってしまいましたが、無事に羽化しました。






取り出してみました。





小さいボトルで適当に飼育した割にはなかなかのサイズ。

ちなみに幼虫はUマット、22度で管理していました。





ハンプイは原名亜種と比較して高めの温度で大丈夫なようです。


もう一頭。





残念ながらこちらも♂。

サイズは60ミリ中盤ぐらい。





ドンキエルコクワガタ(ssp. hangpui)
Dorcus donckieri hangpui
産地:インド共和国マニプール州
累代:CBF5
羽化日:2018年7月


もう一頭、♀っぽい幼虫もいたのですが、前蛹で落ちてしまいました。


という感じで、現在2♂のみ。


最近、ペアでの出品はあったのですが、どうもさらに♂は要らないので見送っていました。


♀の余品をお持ちの方の情報があれば是非。


寿命は長いので、地道にに探すことにします。








プレ企画で頂いたものは明日紹介予定です。


最近、何種類ぐらい飼育してるのかと聞かれることがよくあります。

そういう場合、どのぐらいいるんでしょうね、ははっとか、とりあえずブログのカテゴリーを見てくださいって言ってます。


実際は何を飼育しているかは全て把握していますが、説明するのが難しいのです。
いつのまにかカテゴリーが凄いことになってますね…。

でも、あくまでメイン飼育種はネブトやサビの小型種で、最近は少しミヤマも増やしてるみたいな事は言ってますね。

さて、今日はそんな最近多いミヤマネタ。


台湾のクロアシミヤマの南部亜種(ssp. chuyunshanus)です。


本種の紹介はこちらの記事をご参照下さい。


餌の消費スピードも良くなってきたので、先週ようやくペアリングを実施しました。



◼︎2018年11月16日 ペアリング





使用したのは430ccプリンカップ浅型です。
温度は22度。


このプリンカップはわりと便利で、メタリフェルの幼虫飼育なんかにも使ってます。


ペアリングの方はと言うと、ずっとメイトガード状態でしたが、直接的な交尾はなかなか見ることが出来ませんでした。


ですが、先日ようやく、











無事にペアリングは完了しました。


小型のミヤマって♂が♀を挟んでペアリングするんですよね。


たぶん♀殺しはほとんどなさそうです。
あまり同居させ過ぎると交尾し過ぎて体力を失うので、ひとまず本日別居。


連休中にはセットへ投入予定。






今日は福岡KUWATAでしたね。
初めての九州開催だったようですが、盛り上がったようで何よりです。


横浜でも来月イベントがあるので、可能な限り参加したいと思います。

欲しいものも特にありませんけどね。

久しぶりの三連休です。
特に予定もないのでゆっくりできそうです。



今日は個体の紹介です。

ご存知の方も多いかと思いますが、ドルクス属の基準種であるパラレリピペドゥスオオクワガタ(ヨーロッパオオクワガタ)です。

その詳細は今年発売された「BE-KUWA68号 世界のドルクス大特集」(2018年、むし社)でも記載されています。

本種パラレリピペドゥスは西ヨーロッパ全土から北アフリカのチュニジア、アジアではトルコやシリア、イランに生息しています。
記録がないだけで、おそらくイラクやアゼルバイジャンなどにも生息しているのでは?とも思います。
BE-KUWAには記載してきませんが、ロシアにもいるらしい。

近似種には我が家にもいるムシモンやアメリカ大陸に生息するパラレルスオオクワ、ブレビスオオクワなどがいます。

ムシモンは生息地も重複していますが、上翅のスジやツヤで判別は可能。

現在、生体で流通しているのはシリア産、トルコ産、フランス産のみと認識しています。
もしかしたらイタリア産もいるかも。

そんなに流通は多くないですが、ムシモンと比べるとやや高価な程度で、パラレルスと比較するとかなりお求め安い価格です。
流通はシリアとトルコがほとんどで、フランス産は稀です。

ただ、ヨーロッパではかなりの普通種らしく、フランスやイタリアでの採集記は見たことがあります。

私もフランスあたりを旅行して街灯でキャッチしてみたいですね。

飼育のイメージはムシモンがアンタエウス系(マット産み)なのに対し、こちらはいわゆる日本のオオクワ系(主に材産み)のイメージです。
間違ってたら教えて下さい。


では、個体の紹介です。


まずは♂。






たまらない大顎をしていますね。

そしてつや消し。



真上ビュー。


顎見えない…。



次は♀。







良い感じです。






特徴は、スジが薄いことでしょうか。





ちなみに二コブ。


パラレリピペドゥスオオクワガタ(ヨーロッパオオクワガタ)
Dorcus parallelipipedus
産地:トルコ共和国
累代:CBF1
羽化日:2018年6月


最近活動を始めたので、餌を与えました。


国産オオクワとは違い、あまり季節感を気にせず飼育できるので、そのうち適当に同居させ、セットに放り込む予定。


なお、ショップ購入品です。








今日の一杯。






飯田橋「つじ田 奥の院」


煮干し系ですが、味は濃いめです。


実はパプキン自体はほとんどやっていなくて、家にも数える程しかいません。


アルファック産のパプキンは以前ブルー系をセットしており、記事にはしていませんが少数の幼虫を確保し成長しています。


ただし、いずれも爆産とはいかなかったため、何色かを飼育しています。


今回は、以前知人より頂いたワメナ産パプキンが羽化してきたので、ブリードをすることにしました。

最近はアルファック産ばかりが入荷し、ワメナ産も少なくなってきましたね。

アルファックと比べると大きくならないワメナ産ですが、色彩は豊かなものが多く、ツートンカラーなどはワメナ産である場合が多いです。


今回の血統は巷でデビルキング血統?もしくはその進化系?などと言われている血統らしく(実はあまり知らない)、割と途絶えさせる訳にもいかないもののようです。


ということで、早速ペアリングからセットまでをやっておきました。


まずは羽化した個体の紹介です。






綺麗なパープル。


残念ながら♂は写真を撮っていなかったようです。
どちらかというとレッドというかオレンジっぽい色でした。


200ccのプリンカップでしばらく同居させ、先日セット。


◼︎2018年11月18日 セット






ボトルにて。


セット日:2018年11月18日
ケース:1400ccボトル
材:なし
マット:産卵一番(新品、篩掛けなし)
水分:普通
温度:23度



割と適当なセットですが、これで産む時は産むし産まない時は産まない、それがパプキンです。








今年のWILD便、残すはペルー、エクアドル、チリ、カメルーン。

ボルネオあたりも入るかも。


何かクワガタは少しやるかもしれません。
カブトはやりません。

ニジイロ(ピカール)② 羽化

東京も寒くなってきました。
ですが、家の中は22度ぐらいあるので、やや高いです。


そろそろ部屋の中のボトル配置を変えていく必要がありそうです。



我が家ではニジイロは紫紺とピカールの2血統のみ飼育しています。
紫紺は9月から10月にかけて7割ぐらいは羽化してきました。

一方でピカールも今月に入りようやく羽化してきたので、今日取り出してみました。


現状、ピカール血統は極ブルーに続き、市場価値も高いところを維持しています。
紫紺もまだまだ高いですね。


なお、こちらは本家ピカールの血統です。
本家以外があるのかは不明。







うんうん、これこそピカール。


本来はつや消しとなるの前胸背板から頭部のテカり具合が素晴らしいです。


色は割とレッド系が強いです。



真上ビュー。



真上から見ると赤が強く出ているのがよくわかります。
しかし、この個体、とてもとても小さいです。
普通に菌糸で飼育したのに、紫紺ではあり得ないぐらい小さなサイズで羽化してきました。

 






前胸部分の拡大。

テカりの良さ。


参考までに今日掘り起こした紫紺。





前胸部は濁ってます。
立派な個体ですけどね。



ノーマルカラーはいないので比較は出来ませんが、とても良い個体です。


ピカールも赤系からゴールド系まで色々と発色があるらしいです。
いつか紫紺のフルメタル血統なんてのも出るかもしれませんね。


なお、幼虫は3頭いましたが、全部♀でした。



ま、そういうことはよくあります。
気にしない気にしない。








実は昨日の仕事終わりにもっちさんとお会いしていました。


お渡しするものも渡せて、いろいろなお話が聞けたのでとても充実した時間が過ごせました。
また、是非お会いしましょう。



ブラナウンコクワが入荷したみたいです。


難易度はマクレイより難しいらしいです。

それにしても高い…。
やっぱり中国産だからですかね。